インターネットFAXの導入を検討しているなら、まず候補に上がるのが「eFAX(イーファックス)」ではないでしょうか。国内導入60,000件超、世界46カ国以上で利用されている大手サービスです。
ただ、送信の安定性やサポート体制、解約方法など、実際に使ってみないとわからないことも多いはずです。
この記事では、eFAXの料金プラン・機能・特徴を整理し、導入前に知っておくべきメリットとデメリットを整理しました。自分の使い方に合うかどうか、この記事で判断してみてください。

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eFAXとは?基本情報と特徴
eFAXは、j2 Global(現Zix Corporation/Consensus Cloud Solutions)が提供するインターネットFAXサービスです。パソコンやスマホからFAXの送受信ができるため、FAX機を用意する必要がありません。
全国47都道府県の市外局番に対応している点がeFAXの大きな特徴で、地元の市外局番でFAX番号を取得できます。東京03・大阪06だけでなく、地方の番号にも対応しているのは、クラウドFAXサービスの中でも珍しい存在です。
eFAXの主な機能
メールでのFAX送受信、スマホアプリでの送受信、受信FAXのクラウド保存、最大50番号への一斉送信、海外へのFAX送信など、ビジネスに必要な機能がひと通り揃っています。受信したFAXはPDF形式でメールに届くため、紙を印刷する手間が省けます。
逆に困りやすいのが、出先で受け取った紙の書類をその場から送りたいときです。スマホのカメラでもデータ化はできますが、影や歪みで読みにくくなることがあります。カバンに入るサイズのモバイルスキャナーを持ち歩いている人もいるようです。
eFAXの料金プラン
eFAXは月払い・3カ月払い・年払いの3つの支払いサイクルから選択できます。いずれのプランでも毎月150枚の送信・150枚の受信が基本料金に含まれています。
月払いプラン
月額1,980円(税込)で利用できます。初期費用(登録手数料)は1,100円です。151枚目以降は1枚あたり11円の従量課金となります。
年払いプラン
年額で支払うと割引が適用され、実質月額は月払いより安くなります。長期的に使う予定がある場合は年払いがお得です。
eFAXの評価されやすい点(編集部の整理)
FAX機なしでFAX業務が完結する
FAX機がなくてもオンラインでFAXを送受信できる点が、eFAXの基本的なメリットです。テレワーク中でも自宅からFAXの送受信ができるため、FAXのためだけにオフィスに戻る必要がなくなります。
コスト削減の効果を実感できる
FAX機本体のリース料、電話回線の基本料金、用紙代、トナー代が不要になることで、月々のFAX関連コストの削減が期待できます。複数拠点にFAX機を置いている企業ほど、削減効果は大きくなりやすいでしょう。
全国の市外局番に対応している
地方の事務所でも地元の市外局番を使える点はメリットのひとつです。取引先に050番号で通知すると不審に思われるケースもあるため、地元の市外局番が使えることは信頼性の面で重要です。
スマホアプリが便利
外出先でもiPhoneやAndroidアプリから送受信できるため、急ぎの書類にも対応しやすくなります。アプリ上でFAXの送信履歴や受信履歴を一覧で確認できるので、過去のやり取りを振り返るのも簡単です。


eFAXの気になりやすい点(編集部の整理)
送信エラーが発生することがある
インターネットFAXでは、送信エラーが発生する場合があります。相手先のFAX機の状態やネットワーク環境に左右される部分もありますが、急ぎの書類を送るときにエラーが出ると業務に支障が出るため、注意が必要です。
カスタマーサポートの体制は事前に確認を
海外発のサービスのため、問い合わせ方法や日本語サポートの対応範囲は、導入前に公式サイトで確認しておくと安心です。
解約手続きは事前に確認を
自動更新の契約のため、解約のタイミングを逃すと次の期間分の料金がかかる場合があります。導入前に解約方法と解約期限を事前に確認しておくことをおすすめします。
eFAXとjFAXの違い
eFAXの姉妹サービス「jFAX」との違いが気になる方も多いはずです。主な違いを整理します。
eFAX:月額1,980円(税込)、送受信150枚ずつ含む、全国市外局番対応
jFAX:月額990円(税抜)、受信100枚・送信50枚含む、東京03・大阪06・050のみ
送受信量が多いならeFAX、少量でコストを抑えたいならjFAXが向いています。月150枚を超えるかどうかが分岐点です。
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eFAXの活用シーン
テレワーク・リモートワーク
「FAXの確認のためだけに出社しなければならない」という悩みは、eFAXで解消できます。受信FAXはメールでPDF添付されて届くため、自宅や出張先からでもリアルタイムで確認可能です。テレワーク環境を整えたい企業にとって、FAXのデジタル化は見落としがちだけど効果の大きい改善ポイントです。
複数拠点の一元管理
複数の支店や営業所にFAX機を置いている場合、eFAXに統合すれば設備コストを大幅に削減できます。各拠点のFAX番号をeFAXに移行し、受信先のメールアドレスを拠点ごとに設定すれば、物理的なFAX機なしで各拠点のFAX業務が回ります。
ペーパーレス化の推進
受信FAXがすべてPDFデータとして保存されるため、紙のファイリングが不要になります。過去のFAXを探すときもメールやクラウド管理画面で検索できるので、書類の山から目当ての1枚を探す手間がなくなります。
移行が済むと、今度はキャビネットに残った過去のFAXが宙に浮きます。取引先名や金額が載ったままの紙をそのまま捨てるのは避けたいので、処分用にシュレッダーを1台用意しておくと、ペーパーレス化が最後まで完了します。
eFAXが向いている人・向いていない人
eFAXが向いている人
月間の送受信が100〜300枚程度ある事業者、地方の市外局番でFAX番号を持ちたい企業、スマホからの送受信を頻繁に行う人、複数の取引先にFAXで書類を送る営業職などに適しています。
eFAXが向いていない人
月に数枚しかFAXを使わない人(jFAXや秒速FAXのほうがコスパが良い)、東京03・大阪06の番号で十分な人(jFAXで対応可能)、送信エラーが致命的な業務でFAXを使う人(従来のFAX機との併用を検討)には、他の選択肢が合う可能性もあります。
eFAXの導入手順
eFAXの導入は以下のステップで完了します。
1. eFAX公式サイトにアクセス
2. 利用する市外局番とFAX番号を選択
3. プラン(月払い・3カ月・年払い)と支払い方法を選択
4. アカウント作成後、メールで送受信のテスト
5. 取引先に新しいFAX番号を通知
申し込みから数分〜即日でFAX番号が発行されるため、急いでFAX環境を整えたいときにも対応できます。


よくある質問(Q&A)
Q. eFAXは個人でも使えますか?
個人でも法人でも利用できます。フリーランスや副業で請求書をFAXで送る必要がある方にも対応しています。
Q. 受信したFAXはどこに届きますか?
登録したメールアドレスにPDF添付で届きます。スマホアプリからも確認可能で、クラウド上にも保存されます。
Q. 海外にFAXを送れますか?
送信可能です。eFAXは世界46カ国以上に対応しており、海外の取引先へのFAX送信にも使えます。ただし、国際FAXは別途料金がかかります。
Q. 送信できるファイル形式は?
PDF、Word、Excel、画像ファイル(JPEG、PNGなど)に対応しています。メールに添付して送信するだけなので、特別なソフトは不要です。
Q. eFAXの契約期間に縛りはありますか?
月払いプランであれば1カ月単位での解約が可能です。3カ月払い・年払いプランの場合は、各契約期間が満了するまでの利用となります。自動更新の設定になっているため、解約を希望する場合は更新日前に手続きを行いましょう。
Q. 一斉送信は何件まで対応していますか?
eFAXでは最大50件の宛先に対してFAXを一斉送信できます。営業資料やキャンペーン情報を複数の取引先にまとめて送る場合に便利な機能です。1件ずつ送信する手間が省けるため、業務効率が大幅に改善します。
まとめ
eFAXは全国の市外局番に対応した数少ないクラウドFAXサービスで、月150枚までの送受信が基本料金に含まれるコストパフォーマンスの良さが強みです。地方に拠点がある企業や、ある程度のFAX送受信量がある事業者には特に向いています。
一方で、送信エラーが発生する場合があることや、サポート体制を事前に確認しておきたい点もあるため、導入前にテスト送信を行い、自社の環境で問題なく使えるか確認することをおすすめします。
少量利用ならjFAX、受信中心ならMOVFAXやメッセージプラスなど、他のサービスとの比較も忘れずに行いましょう。自社のFAX利用パターンに合ったサービスを選ぶことが、コスト削減と業務効率化への近道です。
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