かつてメモ・ノートアプリの代名詞として高いシェアを誇っていたEvernote。しかし近年、度重なる料金改定や無料プランの機能制限強化により、代替サービスへの乗り換えを検討するユーザーが増えています。
Evernoteは、テキスト・画像・音声・PDF・Webクリップなど、あらゆる情報をノートとして保存・整理・検索できるクラウドサービスです。2008年のリリース以来、世界中で利用されてきましたが、競合サービスの台頭と相次ぐプラン変更により、その立ち位置は大きく変化しています。
この記事では、Evernoteの最新の口コミ・評判を正直にお伝えするとともに、乗り換え先として注目されている代替サービスを比較・紹介します。Evernoteを使い続けるべきか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
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Evernoteの基本情報と現在の状況
Evernoteの主な機能
- ノート作成:テキスト、画像、音声、手書き、表、チェックリストなど多様なフォーマット
- Webクリッパー:Webページの全文や選択部分をノートとして保存
- ノートブックとタグ:ノートをフォルダとタグで整理
- 強力な検索:ノート内の文字だけでなく、画像内のテキスト(OCR)やPDF内の文字も検索可能
- テンプレート:議事録、日記、プロジェクト計画などのテンプレートを利用可能
- タスク管理:ノート内にタスクを追加し、期日やリマインダーを設定


Evernoteの料金プラン
- Freeプラン:ノート数50まで、ノートブック1つ、端末1台+Web同期、月間アップロード250MB
- Starterプラン:月額$8.25。ノート数・ノートブック数の上限拡大、複数端末同期
- Advancedプラン:月額$14.17。Starterの全機能+AI機能強化・高度な検索
- Teamsプラン:1ユーザーあたり月額$24.99。チーム管理機能
注目すべきは、無料プランの制限が大幅に厳しくなっている点です。かつては端末2台まで同期可能でノート数も実質無制限でしたが、現在は端末1台+Web・ノート50個・ノートブック1つという制限が設けられています。この変更が、多くのユーザーの不満の原因となっています。
Evernoteの良い口コミ・評判
検索機能の精度が非常に高い
Evernoteの検索機能は、今でも業界トップクラスの精度を誇ります。テキストだけでなく、画像内の文字(OCR)、PDF内のテキスト、手書きメモの内容まで検索対象となります。長年蓄積した大量のノートから必要な情報を瞬時に見つけ出せるのは、Evernoteの最大の強みです。
Webクリッパーの使い勝手が良い
ブラウザの拡張機能であるWebクリッパーは、Webページの保存において今でも最も使いやすいツールの一つです。ページ全体、選択範囲、簡略版、スクリーンショットと、保存形式を選べる柔軟性が評価されています。
長年のデータ資産がある
10年以上Evernoteを使い続けているユーザーにとって、蓄積されたノートは貴重な情報資産です。「乗り換えたいけど、過去のデータが膨大すぎて移行が大変」という理由で使い続けている方も少なくありません。
Evernoteのイマイチな口コミ・評判
無料プランの制限が厳しすぎる
最も多い不満は、無料プランの大幅な制限です。ノート50個・ノートブック1つ・端末1台という制限は、日常的にメモを取るユーザーにとっては実用に耐えないレベルです。以前は無料でも十分に使えていただけに、不満の声が大きくなっています。
料金が割高に感じる
Starterプランで月額$8.25という料金は、Notionの無料プランや他のメモアプリと比較するとやや割高感があります。「同じことが他のツールで無料または安価にできる」という声が目立ちます。
アプリの動作が重い
ノート数が増えてくると、アプリの起動や検索のレスポンスが遅くなるという指摘があります。特にデスクトップアプリの動作の重さは、長年のユーザーからも改善が望まれている点です。
UIの変更が頻繁
デザインのリニューアルが度々行われ、そのたびに操作方法が変わることにストレスを感じるという声もあります。慣れた操作感が変わることへの抵抗は、長期ユーザーほど大きい傾向にあります。


Evernoteの代替サービスおすすめ比較
Evernoteからの乗り換え先として注目されているサービスを紹介します。それぞれの特徴と、Evernoteとの違いを整理しました。
Notion
Evernoteの代替として最も注目されているのがNotionです。メモ・ドキュメント・データベース・タスク管理・Wikiをすべて一箇所にまとめられる万能ワークスペースで、無料プランでも個人利用ならほぼ制限なく使えます。
- Evernoteとの比較:カスタマイズ性はNotionがかなり上。ただし学習コストが高く、シンプルにメモを取りたいだけの人には機能過多に感じる場合も
- データ移行:Evernoteからのインポート機能あり
- 料金:無料プラン(個人利用)で十分活用可能
Obsidian
Obsidianは、ローカルファイルベースのマークダウンエディタで、ナレッジマネジメントツールとして急速に人気を集めています。データがすべてローカルのマークダウンファイルとして保存されるため、ベンダーロックインの心配がありません。
- Evernoteとの比較:データの所有権・プライバシーを重視する方に最適。双方向リンクによるナレッジグラフ機能が強力
- データ移行:Evernoteのエクスポートデータ(.enex)をマークダウンに変換するツールが存在
- 料金:個人利用は無料。同期機能(Obsidian Sync)は月額$5
Upnote
UpnoteはEvernoteのUIと操作感に非常に似た設計のノートアプリで、「Evernoteに最も近い代替」として評価されています。乗り換え時の学習コストが最も低いのが魅力です。
- Evernoteとの比較:見た目・操作感がEvernoteに酷似。軽量で動作が速い
- データ移行:Evernoteからのインポート機能あり
- 料金:無料プラン(50ノートまで) / プレミアム月額$1.49または買い切り$29.99


Apple メモ / Google Keep
シンプルなメモ機能だけで十分という方には、OSに標準搭載されているメモアプリも有力な選択肢です。
- Apple メモ:Apple製品ユーザーなら追加コストゼロ。iCloud同期、フォルダ整理、手書き対応。検索機能も強化されている
- Google Keep:Googleアカウントがあれば無料。カード形式のシンプルなUI。Googleドキュメントとの連携が便利
Microsoft OneNote
Microsoft OneNoteは、Microsoftアカウントがあれば完全無料で利用できるノートアプリです。ノートブック・セクション・ページの階層構造で情報を整理でき、手書き入力や図形描画にも対応しています。
- Evernoteとの比較:レイアウトの自由度が高く、手書き派にはOneNoteが向いている。ただしWebクリッパーの使い勝手はEvernoteが優位
- 料金:完全無料(OneDriveのストレージ5GBまで。Microsoft 365ユーザーは1TB)
Notionに乗り換えるなら、快適に使うためのアイテムも揃えましょう
Evernoteから乗り換える際の注意点
- 大量のノートを移行する場合、エクスポート→インポートに時間がかかることがある
- Evernote独自のフォーマット(ノートリンク、暗号化テキストなど)は移行先で再現できない場合がある
- WebクリッパーでスクラップしたWebページは、移行先のフォーマットに合わない場合がある
- 移行前に必ずEvernoteのデータをエクスポートしてバックアップを取っておくこと
Evernoteを使い続けるべき人
すべてのユーザーが乗り換えるべきというわけではありません。以下のような方は、Evernoteを使い続けるメリットがあります。
- 大量のノートが蓄積されており、検索機能を頻繁に活用している方
- Webクリッパーを日常的に使用している方
- 画像内テキスト検索(OCR)を重視している方
- 有料プランのコストが許容範囲内の方
クラウドストレージを快適に使うための周辺機器もチェックしておきましょう
まとめ
Evernoteは、検索機能やWebクリッパーなどの面で今でも優れたサービスですが、無料プランの大幅な制限と料金の割高感から、代替サービスへの移行を検討する価値は十分にあります。
代替サービスの選び方としては、Evernoteに近い操作感を求めるならUpnote、万能ワークスペースが欲しいならNotion、データの完全な所有権を重視するならObsidian、コストゼロにこだわるならApple メモやOneNoteが有力です。
いずれのサービスも無料で試せるので、まずは実際に使ってみて自分のワークフローに合うものを見つけてください。詳細はEvernote公式サイト、Notion公式サイト、Obsidian公式サイトで確認できます。
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