「Notion(ノーション)」は、メモ、タスク管理、データベース、Wiki、プロジェクト管理など、あらゆる情報を一つのツールに集約できるオールインワンのワークスペースです。その自由度の高さから世界中で人気を集めていますが、無料プランと有料プランの違いがわかりにくいという声も少なくありません。
「無料プランでどこまで使えるの?」「有料にする価値はある?」「チームで使うといくらかかる?」。Notionの料金体系は一見シンプルですが、プランごとの機能差を理解していないと損をする可能性があります。
この記事では、Notionの全プランの料金と機能を比較し、個人利用・チーム利用それぞれのベストな選び方を解説します。プラン選びに迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

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Notionの料金プラン一覧
Notionは、以下の4つの料金プランを提供しています(料金は年払いの場合の1メンバーあたり月額)。
| プラン名 | 月額料金 | 対象 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|
| フリー | 0円 | 個人 | 基本機能すべて利用可 |
| プラス | $10/人 | 小規模チーム | 無制限のファイルアップロード |
| ビジネス | $20/人 | 中〜大チーム | 高度な権限管理・SAML |
| エンタープライズ | 要問合せ | 大規模組織 | 専任サポート・監査ログ |
月払いの場合はそれぞれ割高になります。個人利用であれば無料プランでも十分使えますが、チーム利用では有料プランの検討が必要になるケースが多いです。
フリープランの機能と制限
個人利用なら十分すぎる機能
Notionのフリープランは、個人利用において非常に充実した内容です。以下の機能がすべて無料で使えます。
- ページ・ドキュメントの作成(無制限)
- データベース機能(テーブル・ボード・カレンダー・ギャラリー・タイムライン)
- テンプレートの利用
- Web Clipper
- API連携
- モバイル・デスクトップアプリ
- ページの共有・公開
- Notion AI(制限付き)
ページ数に制限がないため、個人のメモ、日記、タスク管理、読書記録、家計簿など、あらゆる用途に使い倒せます。多くのノートアプリやタスク管理アプリの有料版に匹敵する機能が、無料で手に入るのは大きな魅力です。
フリープランの主な制限
ただし、以下の制限があります。
- ファイルアップロード:5MBまで/ファイル
- ゲスト招待:10人まで
- 同時編集者数に制限あり
- バージョン履歴:7日間
- チームスペース機能なし
フリープランの最大の制限は、ファイルアップロードが1ファイル5MBまでという点です。画像や動画、PDFを多く扱う場合は、この制限がネックになります。有料プランでは無制限になります。


プラスプランの機能と特徴
チーム利用のスタートライン
プラスプランは月額$10/人(年払い)で、フリープランの制限を解除した小規模チーム向けのプランです。
フリープランからの主な追加・変更点は以下のとおりです。
- ファイルアップロード:無制限
- ゲスト招待:100人まで
- バージョン履歴:30日間
- チームスペース機能
- カスタムオートメーション
プラスプランが向いているケース
3〜20人程度の小規模チームが、Notionをチームの情報共有やプロジェクト管理に使う場合に最適です。ファイルアップロードの上限がなくなるため、デザインファイルや仕様書などの大きなファイルも気にせずアップロードできます。
チームスペース機能を使えば、部門やプロジェクトごとにワークスペースを分けて管理できるため、情報の整理がしやすくなります。バージョン履歴も30日間に延長されるので、「昨日の変更を元に戻したい」といった場面でも安心です。
ただし、動画やデザインの元データまでNotionに置くとページの読み込みが重くなりがちです。日常的に参照しない素材は外付けSSDにまとめて、Notionにはリンクと要点だけ残す運用にしている方もいます。
ビジネスプランの機能と特徴
中〜大規模チーム向けの管理機能
ビジネスプランは月額$20/人(年払い)で、より高度な管理機能とセキュリティ機能が追加されます。
プラスプランからの主な追加機能は以下のとおりです。
- SAML SSO(シングルサインオン)
- プライベートチームスペース
- 高度な権限設定
- バージョン履歴:90日間
- 一括PDF・CSV エクスポート
- ゲスト招待:250人まで
ビジネスプランが向いているケース
ビジネスプランは、セキュリティ要件が厳しい企業や、20人以上のチームでの利用に向いています。SAML SSOにより、社内のID管理システム(Okta、Azure ADなど)と連携した認証が可能になるため、アカウント管理の負担が軽減されます。
プライベートチームスペース機能を使えば、「人事部のスペースは人事部員しか見られない」といった、部門ごとの情報アクセス制御が実現できます。組織規模が大きくなるほど、こうした権限管理の必要性が高まります。


エンタープライズプランの機能
大規模組織向けの最上位プラン
エンタープライズプランは、数百〜数千人規模の組織向けに設計された最上位プランです。料金は個別見積もりとなっています。
ビジネスプランからの主な追加機能は以下のとおりです。
- 監査ログ
- SCIM対応(ユーザー自動プロビジョニング)
- 高度なセキュリティポリシー設定
- カスタム契約条件
- 専任カスタマーサクセスマネージャー
- 無制限のバージョン履歴
一般的な中小企業であれば、プラスまたはビジネスプランで十分対応できます。エンタープライズプランは、コンプライアンス要件が厳しい金融機関や、グローバル展開している大企業が検討対象です。
Notion AIの料金
追加オプションとしての位置づけ
Notion AIは、各プランにアドオンとして追加できるAI機能です。文章の生成・要約・翻訳、データベースの自動入力、Q&A機能などが利用できます。
料金は1メンバーあたり月額$10(年払い)です。すべてのプラン(フリープラン含む)に追加可能ですが、フリープランでも限定的なAI機能は無料で試せます。
Notion AIは便利ですが、まずはNotion本体の機能を使いこなしてからの追加がおすすめです。AIなしでも十分に価値のあるツールなので、必要性を感じてから導入を検討しましょう。
プラン別比較表
| 機能 | フリー | プラス | ビジネス | エンタープライズ |
|---|---|---|---|---|
| ページ数 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
| ファイル上限 | 5MB/件 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
| ゲスト数 | 10人 | 100人 | 250人 | カスタム |
| 履歴保持 | 7日 | 30日 | 90日 | 無制限 |
| チームスペース | × | ○ | ○(プライベート可) | ○ |
| SAML SSO | × | × | ○ | ○ |
| SCIM | × | × | × | ○ |
| 監査ログ | × | × | × | ○ |
この手の横長の比較表やNotionのデータベースビューは、画面が狭いと横スクロールばかりで見づらくなります。モニターの高さや距離を調整できるようにしておくと、長時間の作業でも姿勢が崩れにくいという声があります。
他ツールとの料金比較
Notionと同じカテゴリで比較されることの多いツールとの料金比較です。
| ツール | 無料プラン | 有料最低月額 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| Notion | 個人無制限 | $10/人 | オールインワン |
| Evernote | 1デバイス | $14.99 | ノート特化 |
| Confluence | 10人まで | $6.05/人 | ドキュメント管理 |
| Coda | 制限付き | $10/人 | ドキュメント+自動化 |
Notionの強みは、ノート、データベース、タスク管理、Wikiの機能を1つのツールで賄える点です。個別のツールを複数契約するより、Notion1つにまとめたほうがトータルコストが安くなるケースも多いです。


タイプ別おすすめプランの選び方
個人利用 → フリープラン
個人でNotionを使う場合は、フリープランで十分です。ページ数無制限、データベース機能付きの無料プランは、他のツールではなかなか見られない太っ腹な内容です。ファイルサイズの制限が気になる場合だけ、プラスプランへの移行を検討しましょう。
Notionはページを増やすほど文字を打つ量も増えていきます。スマホやタブレットからも同じワークスペースを触るなら、複数台に切り替えて使えるワイヤレスキーボードを1台用意しておくと入力がラクになります。
小規模チーム(3〜20人) → プラスプラン
チームでの利用を始めるなら、プラスプランがスタートラインです。ファイル上限の解除とチームスペース機能により、チームの情報共有が格段にスムーズになります。1人あたり$10/月は、得られる価値を考えれば妥当な投資です。
セキュリティ重視の組織 → ビジネスプラン
社内のセキュリティポリシーでSSO認証が必須の企業や、部門ごとの厳密なアクセス制御が必要な組織は、ビジネスプラン一択です。プラスプランとの差額$10/人で得られるセキュリティ機能は、企業利用において非常に重要です。
Notionをお得に使うコツ
年払いで割引を受ける
Notionの有料プランは、月払いより年払いのほうが割安です。長期利用が前提であれば、年払いを選択して費用を抑えましょう。
教育機関・非営利団体は無料
Notionは、教育機関(学生・教職員)と非営利団体向けに、プラスプラン相当の機能を無料で提供しています。該当する場合は、必ず申請して無料の恩恵を受けましょう。公式サイトから申請可能です。
スタートアップ向けクレジット
設立から2年以内のスタートアップ企業には、Notionが無料クレジットを提供するプログラムがあります。条件に合致する場合は、数ヶ月分のプラスプランを無料で利用できる可能性があります。
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まとめ
Notionの料金プランは、フリー(0円)・プラス($10/人)・ビジネス($20/人)・エンタープライズ(要問合せ)の4段階です。個人利用ならフリープランで十分すぎるほどの機能が使え、チーム利用ではプラスプラン以上が推奨されます。
最大のポイントは、Notion1つでノート・データベース・タスク管理・Wikiを統合できるため、複数ツールの契約を1本化してコストダウンできる可能性があることです。まずはフリープランで使い始めて、チームでの利用が必要になったタイミングでプラスプランに移行するのが賢い進め方です。
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