プロジェクト管理ツール「Backlog(バックログ)」の導入を検討する際、気になるのが料金プランの選び方です。Backlogには複数のプランが用意されていますが、ユーザー数やストレージ容量、使える機能がプランごとに異なるため、自社のチーム規模や用途に合ったプランを正しく選ぶことが重要です。
Backlogは、日本企業のヌーラボが開発した国産プロジェクト管理ツールとして高い人気を誇ります。日本語UIの使いやすさ、直感的な操作性、手厚い日本語サポートが評価され、ITに詳しくないメンバーが多いチームでも導入しやすいのが特徴です。
この記事では、Backlogの全プランの料金・機能・制限を徹底比較し、チームの規模や利用目的に応じたおすすめプランを紹介します。導入前にしっかり比較して、最適なプラン選びに役立ててください。

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Backlogの料金プラン一覧
Backlogは、4つの料金プランを提供しています。他のプロジェクト管理ツールと異なり、ユーザー単位の課金ではなく、プラン単位の定額料金制を採用しているのが特徴です。
| プラン名 | 月額料金 | ユーザー数 | プロジェクト数 | ストレージ |
|---|---|---|---|---|
| フリー | 0円 | 10人 | 1 | 100MB |
| スターター | 2,970円 | 30人 | 5 | 1GB |
| スタンダード | 17,600円 | 無制限 | 100 | 30GB |
| プレミアム | 29,700円 | 無制限 | 無制限 | 100GB |
上記は月払いの料金です。年払いにすると割引が適用されます。すべてのプランで30日間の無料トライアルが利用可能です。
プラン比較で見落としやすいのがストレージ容量です。デザインデータや動画のような重いファイルを扱うチームでは、共有はBacklog上で行い、原本はローカルの外付けドライブに置くというように役割を分けている例もあります。
Backlogはユーザー単位課金ではなくプラン定額制です。ユーザー数が多い組織では、1人あたりのコストが他ツールより割安になるケースが多いです。
フリープランの機能と制限
無料で使える機能
フリープランは、10ユーザー・1プロジェクトまで無料で利用できるプランです。以下の基本機能が使えます。
- 課題(タスク)の作成・管理
- カンバンボード
- ガントチャート
- Wiki
- ファイル共有
- コメント・通知機能
- モバイルアプリ
注目すべきは、無料プランでもガントチャートが使えることです。多くのプロジェクト管理ツールではガントチャートは有料機能ですが、Backlogは無料プランでも利用可能という太っ腹な設計になっています。
フリープランの制限
一方で、フリープランには以下の制限があります。
- プロジェクトは1つだけ
- ストレージは100MBまで
- Git/SVN連携が使えない
- カスタム属性が使えない
- IP制限が設定できない
- 優先サポートなし
プロジェクトが1つに限定されるため、複数の案件を同時に管理したい場合は有料プランへの移行が必要です。ただし、1つのプロジェクト内で試験的に使ってみるには十分な機能が揃っています。


スタータープランの特徴
小規模チームに最適な入門プラン
スタータープランは月額2,970円で、30ユーザー・5プロジェクトまで利用できます。フリープランの制限を緩和した入門的な位置づけのプランです。
フリープランとの主な違いは以下のとおりです。
- ユーザー数:10人 → 30人
- プロジェクト数:1 → 5
- ストレージ:100MB → 1GB
- カスタム属性の利用が可能
スタータープランが向いているケース
5〜30人程度の小規模チームで、同時に管理するプロジェクトが5つ以内であれば、スタータープランがコストパフォーマンス的に最適です。月額2,970円の定額で30人まで使えるため、1人あたり月額99円という破格のコストになります。
ただし、Git/SVN連携やIP制限などのセキュリティ機能はスタータープランには含まれていません。開発チームでのコード管理やセキュリティ要件が厳しい環境では、スタンダード以上のプランが必要です。
スタンダードプランの特徴
最も人気のバランス型プラン
スタンダードプランは月額17,600円で、ユーザー数無制限・100プロジェクトまで利用できます。Backlogで最も利用者が多いプランであり、多くの企業のニーズをカバーする充実した内容になっています。
スタータープランからの主な追加機能は以下のとおりです。
- ユーザー数無制限
- プロジェクト数:100まで
- ストレージ:30GB
- Git/SVN連携
- IP制限
- 2段階認証
- アクセスログ
スタンダードプランが向いているケース
スタンダードプランは、ソフトウェア開発チームや、30人以上のメンバーがいる組織に向いています。Git連携を使えば、課題(タスク)とコミット・プルリクエストを紐づけて管理できるため、開発業務の透明性が大幅に向上します。
ユーザー数が無制限なので、社外の協力会社やフリーランスも気軽に招待できます。プロジェクトごとに閲覧権限を設定できるため、外部メンバーに必要な情報だけを共有する運用が可能です。
顔を合わせないメンバーが増えるほど、キックオフや仕様のすり合わせはオンライン会議で行う機会が増えます。ノートPC内蔵のカメラでは映りが暗くなりがちなので、外付けのWebカメラを用意しておくと初対面の印象も変わります。


プレミアムプランの特徴
大規模組織向けの最上位プラン
プレミアムプランは月額29,700円で、ユーザー数・プロジェクト数ともに無制限、ストレージも100GBまで利用できる最上位プランです。
スタンダードプランからの主な追加要素は以下のとおりです。
- プロジェクト数無制限
- ストレージ:100GB
- アクセス制限の詳細設定
- 優先サポート
プロジェクト数が100を超える大規模な組織や、大容量のファイルを頻繁にやり取りするチームに適しています。ただし、スタンダードプランとの価格差は月額約12,000円であり、追加される機能の差は限定的です。100プロジェクト・30GBで足りる場合は、スタンダードプランのほうがコスパが良いでしょう。
Backlogの料金を他ツールと比較
Backlogのコストメリットがわかりやすいように、他の主要プロジェクト管理ツールと料金を比較してみましょう。30人のチームでの月額費用を試算します。
| ツール | 30人での月額費用 | 1人あたり月額 | 課金方式 |
|---|---|---|---|
| Backlog スタンダード | 17,600円 | 587円 | プラン定額 |
| Asana Starter | 約49,500円 | 約1,650円 | ユーザー単位 |
| Jira Standard | 約36,900円 | 約1,230円 | ユーザー単位 |
| Trello Standard | 約22,500円 | 約750円 | ユーザー単位 |
| Notion Plus | 約45,000円 | 約1,500円 | ユーザー単位 |
30人規模のチームでは、Backlogの1人あたりコストが最も安くなります。ユーザー数が多ければ多いほど、定額制のBacklogのコストメリットが際立つ構造です。逆に5人以下の小規模チームでは、ユーザー単位課金の他ツールのほうが安くなる場合もあります。
Backlogは30人以上のチームでコスパが際立ちます。特に外部パートナーやクライアントも含めて多人数で使う場合は、定額制の恩恵を大きく受けられます。
プラン選びで失敗しないためのポイント
プロジェクト数の見積もりは余裕を持つ
「今は3プロジェクトだけど、半年後には増えるかもしれない」という場合は、最初から余裕のあるプランを選んでおくのが無難です。プランのアップグレードは簡単にできますが、移行のタイミングで設定変更が必要になることがあるため、最初から適切なプランを選ぶほうがスムーズです。
Git連携の必要性を確認する
開発チームがBacklogを使う場合、Git連携は非常に便利な機能です。ただし、GitHubやBitbucketをすでに使っている場合は、Backlog内蔵のGitでなくても連携は可能です。外部Gitサービスとの連携で十分なら、スタータープランでもよいかもしれません。
逆に、チーム内にGitを触ったことがないメンバーがいると、プラン以前に運用が回らなくなりがちです。ブランチやプルリクエストの考え方を全員で揃えたいときは、図解の多い入門書を共通の教材にする方法もあります。
無料トライアルでスタンダードプランを試す
30日間の無料トライアルでは、スタンダードプランの全機能を試せます。実際のプロジェクトをトライアル環境に作成し、チームメンバーにも触ってもらいながら、どの機能が必要でどの機能は不要かを見極めましょう。


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まとめ
Backlogの料金プランは、フリー(0円)・スターター(2,970円/月)・スタンダード(17,600円/月)・プレミアム(29,700円/月)の4段階です。ユーザー単位課金ではなくプラン定額制を採用しているため、30人以上のチームでは他ツールと比較して大きなコスト優位性があります。
初めてプロジェクト管理ツールを導入する企業にはスタータープラン、開発チームや大人数での利用にはスタンダードプランがおすすめです。まずは無料トライアルでスタンダードプランの機能を体験し、チームに合ったプランを見極めてください。国産ツールならではの日本語サポートの安心感も、Backlogを選ぶ大きな理由の一つです。
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