顧客満足度調査、社内アンケート、イベントのフィードバック収集、市場調査――。アンケートはビジネスのさまざまな場面で必要になりますが、「どのツールを使えばいいか分からない」「無料ツールでどこまでできるのか知りたい」という方は多いのではないでしょうか。
アンケートツールは無料で使えるものから高機能な有料サービスまで幅広く存在しています。目的や規模に合ったツールを選べば、無料でも十分に実用的なアンケートを実施できます。一方で、回答数の集計や分析を本格的に行いたい場合は、有料ツールの方が格段に効率的です。
この記事では、無料で使えるアンケートツールから有料の高機能ツールまで、主要なサービスの特長と料金を比較します。自社の用途に合ったツール選びの参考にしてください。

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アンケートツールを選ぶ際のチェックポイント
無料プランでできる範囲を確認する
無料プランの制約は、ツールによって大きく異なります。主に以下の点をチェックしましょう。
- 回答数の上限:月あたりの回答数に制限があるかどうか
- 質問数の上限:1つのアンケートに設置できる質問の数
- 回答結果のエクスポート:CSV・Excelでのダウンロードが可能かどうか
- デザインのカスタマイズ:企業ロゴやブランドカラーの反映が可能か
- 条件分岐:回答内容に応じて次の質問を出し分けられるか
集計・分析機能の充実度
回答を集めるだけでなく、集計結果をグラフ化し、クロス集計ができるかどうかは重要なポイントです。外部の分析ツールにデータをエクスポートして分析する手間を省けるかどうかで、アンケート業務全体の効率が大きく変わります。
回答者にとっての使いやすさ
アンケートの回答率は、フォームのUI(見た目や操作性)に大きく左右されます。スマートフォンでの回答に最適化されているか、回答にかかる時間が分かりやすく表示されるかなど、回答者目線での使いやすさも見逃せないポイントです。
もっとも、ツールの機能より先に問われるのは質問文そのものの作り方です。設問設計や選択肢の並べ方に不安があるなら、調査設計の解説書が手元にあると判断の拠りどころになります。
【無料で使える】おすすめアンケートツール
Googleフォーム
Googleフォームは、最も広く使われている無料のアンケート作成ツールです。Googleアカウントさえあれば、質問数・回答数ともに無制限で利用できます。
選択式、記述式、チェックボックス、リッカート尺度など基本的な質問タイプに対応しており、回答結果はGoogleスプレッドシートに自動で集計されます。条件分岐(セクション分岐)も可能で、シンプルなアンケートであれば十分な機能が揃っています。
Googleフォームの最大のメリットは「完全無料で質問・回答とも無制限」という点です。社内アンケートや小規模な顧客調査であれば、まずはGoogleフォームで始めるのが最も合理的です。
Microsoft Forms
Microsoft Formsは、Microsoft 365に含まれるアンケート作成ツールです。Teamsとの統合が強力で、Teams上でアンケートを直接送信・回答できるため、社内調査に特に適しています。クイズ形式の作成にも対応しており、社内研修の理解度テストなどにも活用できます。


SurveyMonkey(無料プラン)
SurveyMonkeyは、世界中で2,000万人以上が利用するアンケートプラットフォームです。無料プランでは1アンケートあたり10問まで、最大40件の回答を閲覧できます。テンプレートの種類が非常に豊富で、質問の作り方に迷ったときの参考になります。
無料プランの制約は厳しめですが、有料プランに移行すれば無制限の質問数・回答数に加え、クロス集計やフィルタリングなどの高度な分析機能が利用可能になります。
formrun(フォームラン)
formrunは、日本発のフォーム作成ツールです。アンケートだけでなく、問い合わせフォーム、申し込みフォーム、イベント受付など、幅広い用途に対応しています。無料プランでは1フォーム・月30件の回答まで利用可能で、デザイン性の高いフォームを直感的に作成できるのが特長です。
【有料・高機能】おすすめアンケートツール
SurveyMonkey(有料プラン)
有料プラン(月額4,600円〜/個人)では、質問数・回答数が無制限になるほか、ロジック分岐、ランダム化、カスタムブランディング、データのエクスポート、クロス集計などの高度な機能が利用可能です。ビジネスでの本格的な調査に最適なプランが揃っています。
Typeform
Typeformは、「一問一答形式」の美しいUIが特長のアンケートツールです。一画面に一問ずつ表示されるため回答者のストレスが少なく、回答完了率が他のツールと比べて高い傾向があります。顧客向けのアンケートやNPS調査など、回答率を重視する場面に特におすすめです。
CREATIVE SURVEY
CREATIVE SURVEYは、日本企業向けの本格的なアンケートプラットフォームです。Salesforceとの連携が強力で、CRMデータとアンケート回答を紐づけた顧客分析が可能です。法人向けの高機能ツールを探している企業に適しています。


ツール比較まとめ
主要ツールの特長を一覧で整理します。
- Googleフォーム:完全無料・質問回答無制限・Googleスプレッドシート連携。シンプルな調査に最適
- Microsoft Forms:Microsoft 365ユーザーなら追加コストゼロ。Teams連携で社内調査に強い
- SurveyMonkey:テンプレート豊富・有料プランで高度な分析。本格的な市場調査向き
- formrun:日本語UI・デザイン性が高い。問い合わせフォームとしても使える
- Typeform:一問一答形式の美しいUI・回答率が高い。顧客向けアンケートに最適
- CREATIVE SURVEY:Salesforce連携・法人向け。CRMと統合した顧客分析に強い
店頭やイベント会場でその場で答えてもらう形式なら、受付にタブレットを置いて直接入力してもらう方法もあります。紙のアンケートを後から手入力する手間がなくなるので、回収から集計までが一本につながります。
Googleフォームを含むGoogle Workspaceを使い倒すなら、周辺アイテムも揃えると便利です。
回答率を上げるためのコツ
質問数は10問以内に抑える
質問数が多いほど回答率は下がります。理想は5〜10問で、回答時間3分以内を目安に設計しましょう。どうしても質問が多くなる場合は、条件分岐を活用して回答者ごとに表示する質問を絞り込むのが効果的です。
最初の質問は回答しやすいものにする
冒頭に自由記述の質問を置くと、回答者が「面倒だ」と感じて離脱しやすくなります。最初は選択式の簡単な質問から始め、自由記述は後半に配置するのがセオリーです。
目的と所要時間を明示する
「何のためのアンケートか」「何分くらいかかるか」を冒頭に明記するだけで、回答率は向上します。回答者が「自分の回答が何に役立つのか」を理解できれば、協力してもらいやすくなります。
個人情報(氏名、メールアドレスなど)の取得は、必要最低限にとどめましょう。匿名で回答できるアンケートの方が、率直な意見を集めやすい傾向があります。
アンケート実施の基本フロー
1. 目的を明確にする
「何を知りたいのか」「その情報を何に活用するのか」を最初に定義します。目的が曖昧だと、質問設計もぼんやりしたものになり、集めたデータを活用できない結果になりがちです。
2. 質問を設計する
目的に基づいて、必要最小限の質問を設計します。誘導的な質問(「〇〇は素晴らしいと思いますか?」など)は避け、中立的な表現を心がけましょう。
3. テスト配信する
本番配信前に、社内メンバーにテスト回答してもらい、質問の意図が正しく伝わるか、回答しにくい箇所がないかを確認します。
4. 配信・回収する
メール、チャット、QRコード、SNSなど、対象者に合った配信方法を選びます。回答期限を設定し、必要に応じてリマインドを送ることで回収率を上げましょう。
5. 集計・分析・共有する
回答が集まったら、ツールの集計機能やGoogleスプレッドシートで分析し、結果をチームに共有します。単純集計だけでなく、属性別のクロス集計を行うと、より深いインサイトが得られます。
このクロス集計でつまずく人は多く、スプレッドシートに書き出したあと手が止まってしまうケースもよく聞きます。ピボットテーブルの使い方を一度押さえておくと、集計作業がぐっと短くなります。


アンケート集計や分析作業の効率を上げるガジェットもチェックしてみてください。
まとめ
アンケートツールは、目的と規模に合わせて選ぶのが正解です。社内アンケートや小規模な調査であれば、Googleフォームの無料プランで十分対応できます。顧客向けの本格的な調査や高度な分析が必要な場合は、SurveyMonkeyやTypeformの有料プランを検討しましょう。
どのツールを選んでも、回答率を上げるための質問設計と、集まったデータを活用するための分析フローを事前に設計しておくことが成功のカギです。まずはGoogleフォームで小さなアンケートを試し、必要に応じてツールをグレードアップしていくのがおすすめです。
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Google Oneには、ご家族との大切な写真や動画を「Googleフォト」に高画質のまま容量を気にせず保存できるなど、スマホをより便利にお使いいただける魅力的な特長がございます。






